筋力トレーニングをする時に、よくサポーターや手首にストラップを巻いている人がいますね。私自身は全く使っていなかったのですが、今回購入して使用することにしました。私がトレーニングギアを購入した理由と使い心地について書いていこうと思います。
・私のトレーニングギアに関する今までの考え
私は今までトレーニングギアを使っている人を見ると大体が故障しているか少し痛めている人が使っているイメージがありました。
よくベンチプレスならリストラップ、懸垂やラットプルの引く動作の時はパワーグリップを見かけると思います。
私自身はどこも痛いところがなかったので(肩は痛いが、トレーニングギアを使うところは痛くない)使用していませんでした。むしろ背中の懸垂系はない方が前腕も鍛えられるし、それらのギアを使うことはちょっとダサいとさえ感じていました。
ベンチプレスにしても、軽い重量でリストラップを使っているのを見ると、大袈裟に感じていました。実際私はベンチプレスで手首を痛めたことがないので・・・。
トレーニングギアといったら故障しているかその動作をする時に痛いと感じたら使えばいいか、と思っていました。
・トレーニングギアに関する心境の変化
肩のプレス系のトレーニングをしている時に少しばかり手首に違和感がありました。しかし、激痛とまではいかなかったのでそのままトレーニングを続けられたのですが・・・。
その時、たまたまベンチプレスをしているジムの方がカッコいいリストラップをしていました。どこか痛いのだろうと思っていて、トレーニングの合間に少し話す機会があったので、聞いてみると、その人はどこも痛くないと言っていました。
痛くないのに、リストラップを付けていることに少し驚きましたが、理由と聞いて納得しました。「怪我の予防だよ。怪我してトレーニング出来なくなったらそれが一番損じゃん」と。確かに・・・・!!
それらを使うことをダサいと思っていた私は何の意地を張っていたのだろうと自分が恥ずかしくなりました。私達は体造りをしているので、怪我をしてトレーニングが出来なくなることが1番困ると・・・。
プル系(引く動作)のトレーニングの時も段々と重量が重たくなってきて、腕や握力もきつくなってきていました。しかし、どこかの記事で前腕や握力も鍛えられるのでパワーグリップ等は使わないほうがいいと書いていることや、それらを使うことはやっぱりどこかで弱いと感じていました。
しかし、使ってみると背中によく刺激を与えられるしフォームも一定で行えることから、これらも必要だなと感じました。
私が購入して使っているギアと効果について
私が現在購入して使っているトレーニングギアの効果やサイズ感についてレビューしていきます。これから購入しようかと考えている人は読んで見て下さい。サイズについては本当に大事なのでよく調べてから買うことが大事です。
・リストラップ
これは文字通り手首に巻く道具です。主にプレス(押す)動作の時に使います。種目でいえばベンチプレス、ショルダープレス等に使うものです。私はシークのものを使っています。
↓アメリカを感じさせる!?パッケージです。
ゴールドジムのものでも良かったのですが、まぁシークでいいか(笑)とシークを選びました。シークもアメリカでは有名なメーカーですし、値段も手頃で色も選べることからそれを購入しました。
30cmと60cmの2種類あるのですが、私のジムの方は長い方が良いだろうと60cmを購入したらしいのですが、長すぎて面倒くさいと言っていました。結構きつく締めるものなのでトレーニングの休憩の時は外す人も多いです。
60cmのものは肘にも代用できる見たいでしたが手首の保護を主にしていたことと、トレーニング重量もそこまで重たくないことから30cmの方を購入して使っています。
↑こんな感じのものです。 腕に巻いた画像があればもっと伝わりやすかったと思うのですが・・・。
使用感としては30cmはやはり使いやすいです。手首を1周半ほどでしょうか。つけやすいのですぐに付けたり外したりすることが出来ます。手首のサイズはあまり関係ないと思います。ゴムの伸びるものなので伸縮性があって手首にフィットします。
肝心のトレーニングの際に使用すると安心感があります。特にインクラインベンチプレス(スミスマシン)の時に手首が保護されている感じがあります。これは値段も手頃ですしかなりオススメできるギアです。
ただ汗を掻くのですぐに濡れてしまいます・・・。
Schiek(シーク)リストラップ 12インチ(約30cm)(日本正規品) (レッド)・トレーニンググローブ
これは、私がトレーニングを始めた頃に購入したものです。ラットプルをしている時に手が痛いことがあったのでトレーニンググローブがあれば痛くないだろうと安易に感じ買ったものです。
本来の目的としては、ダンベルやバーベルを握った時に手にマメができるのを防いだりする効果が期待できるものらしいです。実際に私もラットプルで使用したのですがほとんど意味をなさないものでした。
ゴールドジムのものを買って製品としてはしっかりとしているのですが、ラットプルに使用した際はグローブの厚みで握力が疲れてしまい握りにくさでトレーニングが集中出来ないという状況がありずっと使用していませんでした。
ただ、ダンベルカールやEZバーでカールなどの種目をする際には手が痛くなく革のクッションでトレーニングしやすいと思うこともあります。グローブに関しては手の平特別痛くないなら使用しなくてもいいのではないかと感じています。
・パワーグリップ
これは1番トレーニングのギアで使用している人が多いのではないでしょうか?背中のトレーニングをする時に握力が持たなくて、トレーニングを中断してしまうのは勿体無いですね。私もパワーグリップを買ってからは懸垂の回数もあがり、他のトレーニングでも背中に意識してトレーニングを行えるようになりました。
パワーグリップとリストストラップ(リストラップとリストストラップは違うものです)で迷う人もいるみたいですが、私はパワーグリップを使用しています。以前はリストストラップをもっていました。
パワーグリップとリストストラップですがメリット、デメリットがあるので好きな方でいいと思いますが、私のジムではパワーグリップの方が人気があります。私の感じたことを簡単に書いていきます。
・リストストラップ
・値段が廉価である
まず値段が安価であること。パワーグリップよりも構造上簡易的なものが多く、値段の幅も大きいのですがパワーグリップよりも安いものが多いと感じています。
・フィット感が凄い
簡単な紐状のものに見えるのですが、意外にバーベルシャフトに巻き付けた際にはしっかりとフィットしてパワーグリップよりも密着感がありトレーニングに集中できます。
・装着に少し時間がかかる
どうしてもバーベルシャフトに何重かに巻き付けて使用するのでセットするのに時間を要します。初心者が最初に使うと上手く使えない可能性もあります。
・手首(皮膚)が痛い
これは私の手首の皮膚が弱いからかも知れません。慣れると痛くないという人もいるみたいですが、簡易的なリストストラップでは手首にスポンジが入っておらず手首が痛いこともあります。
・パワーグリップ
・値段が高価である
値段が高い。高いものでは1万円前後もすることもあります。リストストラップの3倍近くの値段がします。
・サイズ選びが重要
これが最大の問題となります。大きすぎると巻いた時に手首に隙間ができて動いてしまいますし、小さいときつくてトレーニングをしにくい、またはきちんとマジックテープが止まらないということになります。
私はゴールドジムのパワーグリップ(G3710)のSサイズを購入しました。ゴールドジムを選んだ理由として、有名メーカーなのはもちろんありますが、有名なだけあってサイズのレビューも多かったからです。
私の周りのスポーツ店では、パワーグリップを置いているところは見当たらず試着が出来ないまま購入することになりました(ジムの人はみんな手首が大きい人が多い)。まず手首を測ってみると16cm前後でした。
もしメジャーが近くにないならば、手首に紐やテープを巻き付けてその長さを定規等で測っても良いかもしれません。
16cmだとSサイズが良いとのレビューを見たので(かなり調べた)それを購入しました。サイズ感はとてもフィットしておりこのサイズで良かったと思っています。
↑手首が細い私にはSサイズがピッタリです。
サイズ選びは本当に重要です。この動画にもサイズのことを説明してくれています。
https://youtu.be/2oUtRXMuSuQ
・装着が楽
手首に装着するまでは少し時間がかかります。これも慣れなのかも知れませんが・・・。しかし、トレーニングをする時はそのまま巻きつけるだけなので非常に簡単で時間もかかりません。これが1番のメリットです。
・手首の皮膚は少し痛い
これはスポンジが入っているので、多少は痛みを軽減することができます。しかし、少しは痛いです。リストストラップよりはかなり痛みは軽減されると思います。
これらのトレーニングギアは怪我の予防にも必要不可欠だと感じてきましたし、トレーニングの質を向上させるにも大変便利なものだと思っています。まだ怪我をしてない、どこも痛くないしトレーニングに集中出来ていると思う方も使用してみてはいかがでしょうか?
ゴールドジム(GOLD’S GYM) パワーグリッププロ G3710 Sサイズ
怪我の予防にもなりますし、トレーニングの質が向上するかもしれませんよ~!!
以上、トレーニングギアの話しでした!!