秘境めし・・・。
秘境のような場所にあるにもか買わず滅茶苦茶うまいめし・・・。私はテレビ朝日の帰れマンデーという番組が大好きでその中でもローカルのバスで飲食店を探すコーナーが好きです。
それで、秘境めしを調べてみるとこの”山ろく”がヒットしました。地鶏の大変美味しい店らしいのですが、その佇まいや周りの景色もちょっと心にくるものがあったので是非行ってみたいと思っていました。
私の住んでいる地域からはかなり遠かったのですが、どうしても行きたいという気持ちを抑えられずに行くことに(笑)。
・平日は予約したほうがいい?
平日は予約が出来るみたいなので予約していきました。11時半と12時の2部で予約ができるみたいでした。11時半を予約したのですが、11時には名前を呼ぶので来てほしいと言われました。
かなり人気のある店のようで、祝日は予約が出来ないそうでかなり並ぶそうです。
近いと並んでもいいのですが、遠いところから朝早くきて何時間も並ぶのはちょっときつかもしれません。
・本当に山奥にある
秘境めしとは本当によく言ったもので、かなりの山奥にあります。この日はちょうど雨が降っていたのですが、途中の道は霧がかなり出ていました。
周りは家がポツポツとしかなく、ナビがないと行こうとは思いません。
今の時代はナビがあるので何とかたどり着くことが出来ますが・・・。しかし、こんな山奥で人気があるのですから相当美味しいのだろうと期待も高まりましたね。
↓この真ん中に見える家みたいなのが山ろくです
本当に美味しいお店は、場所は関係ないのかも知れませんね。逆にこんな山奥という条件が一度行ってみようと思わせるのかもしれません。
・今は店内は撮影禁止
せっかくなので、写真を撮ろうと気合いを入れて一眼レフカメラを持ってわくわくしながら、店の前に来ると何やら看板が出ています。
「ん?なんだろう」と近づいてみると・・・。
何でも撮影している間も鶏の鮮度が落ちるので撮影は禁止とさせて頂きます。のような看板が出ているではありませんか!!
↓この扉の左にある看板に撮影禁止と書かれています
これにはかなりショックを受けました。確かにだらだらとカメラを向けていて時間が経ったご飯を食べてあまり美味しくないなとか思われてもお店の方も困りますしね・・・。
お店に入った時に再度聞いてみるとやっぱりダメでした。1枚だけならいいとかいうお店もあるみたいですが・・・。まぁここは気持ちよく食べる為にも今日は写真は撮らずにいましょう!
・店内の様子
店内はだだっ広い大きな部屋で仕切りや個室は無く各スペースに囲炉裏が置いてあります。田舎のおばあちゃんの家に来たような佇まいです。
↓趣のある店内です。
出典:icotto.jp
しかし、清潔さは保たれています。
両側が網戸で風通しもよく夏の暑い日にも関わらずそこまで暑くはありませんでした。まぁ囲炉裏がかなり多くあるので喚起の為にも開けているのだと思いますが・・・。
11時半に予約して11時に名前を呼ぶので来てと言われたのですが、あいにくの天気で11時10分くらいに到着しました(遅れる際はお店に電話しました)
すると着くとすぐに店内に案内されました。
他のお客さんも入っており店内は半分の人くらいでした。しかももうビールを飲んだりお肉を食べています。
私達も負けられないと早速頼むことにしました。
・メニューと各美味しさについて
今回は3人で行ったのですが、頼んだメニューとして
・地鶏タレ焼き 1188円×2
・ハツの塩焼き 702円×2
・せせり塩焼き 540円
・ボンジリ焼き(タレ) 411円
・刺身三種盛り 972円
・砂ズリの刺身 432円
・皮タレ焼き 918円
・ご飯 小5杯 大1杯 炊き込みご飯1杯
・たまご 3つ
・ドリンク(酒含む)
結果は非常に満足しています。
刺身は始めはいろんなものを食べたいと3種盛りを注文。少しずつ盛られています。砂トロの刺身は美味しかったのですが、本当に少しでした。
個人的には砂ズリの刺身がコリコリして食感が良く、連れも同じだったようですぐに追加で砂ズリのみの刺身を注文しました。
↓砂ズリの写真刺身
そしてこれは食べないといけないと思う地鶏のタレ焼きを注文しました。出てきた時は結構量が多いなぁと思ってこんなに食べられるものかなと心配していました。
タレ焼きを選んだ理由としてはこのお店に行く前に事前に予習をするとタレ焼きがオススメとの常連さんが書いているのを見てタレ焼きにすることに!
↓地鶏タレ焼き(このタレの二度漬けがたまりません)
出典:icotto.jp
店員の男の方が、私達が初めてだということをいうと親切に焼き方や鶏の説明をしてくれました。本当に気持ちの良い接客でした。
結構なボリュームだと思ったのですが、いつの間にか無くなるほどすぐに完食してしまいました。タレが美味しく、それでいてしつこくなく2度漬けしても美味しかったです。
タレ漬けしてご飯に卵をかけて肉をその上に肉を乗せて食べると最高の気分になれました。
そしてハツ!
私はハツがあまり好きではありません。焼き鳥屋に行っても絶対に頼みませんから・・・。
しかし、ここのハツは本当に美味しいと聞いていましたし連れ達は食べ気マンマンだったので頼んでみました。
よく、新鮮だと臭みがないだとか何とか言っていますが全く信用していませんでした。店員の人の話しでは軽く炙って食べるみたいなので言われた通りにして食べてみました。
いや!!
まじで美味い!!全く臭みもなくプニッとしています。これも追加注文しました。
ボンジリも普通はくにゃくにゃした食感なのですが、ここのボンジリはその中にもゴリゴリとしたところがあり、これもヒットしました。
せせりに関してはまぁ普通でした。
皮も美味しくこれもまた、ご飯の上にのせて食べました。
連れは小食だと言っていたのですが、ご飯を2杯も食べるし、酒を飲んでいるにも関わらず3人でご飯を7杯も食べる始末(笑)・・・。
最後に欲を言えばホルモンだけは食べたかったのですが、鶏30羽に対して2皿くらいしか取れないらしく先着順で食べることできませんでした。
これだけ沢山食べたのに、全く胃にもたれることもなく妙な満足感だけが残っていました。
外に出ても景色がよくすぐに出発しようという気にはならないほどのどかな風景でした。実質目の前にある自販機でコーヒーを買い少しのんびりしてしまいました。
↓本当にのどかなところですね~
距離的にもなかなか来れるところではありませんが、贅沢な時間の過ごし方をすることが出来ました。是非、再訪してみたいと思っています。
かなり不便なところにありますが訪問してはいかがでしょうか?
以上、秘境めし「山ろく」の話しでした~!!