こんにちは！！
”斜人”です。（Ｔｗｉｔｔｅｒ「@syajin_r」）
最近は瑛人さんの曲、香水が非常に流れていますね。
あの歌いやすいメロディーと”ドルチェ＆ガパッナ～”のところが非常にインパクトがある歌です。
私の小さい子供ですら歌っていますから・・・。
最初は「へ～。こんな歌が流行ってんだなぁ～」とくらいにしか思わなかったのですが、聞いていくうちに
非常に深くていい歌なのではないかと思ってきました。
私自身、結構人がいいと思う物に”遅れてから良いと感じてしまうことが多い”のです。
なぜなのか分からないですが・・・。
顕著なのは中学生くらいの時、宇多田ヒカルの”Ａutomatic”が滅茶苦茶流行りました。
宇多田ヒカルのデビュー曲で、たしか14歳くらいで出した曲だったはず・・・。
ＣＤも全盛期で音楽の社会現象と言っても過言ではないくらいに、ラジオでもどこでも流れていました。
本当にどこでも流れていました。
Ｒ＆Ｂというジャンルみたいなのですが、私には良さがさっぱり分かりませんでした。
声もかすれてて全然でてないぞ～！どうした～。
しかもＰＶを見ると、中腰で右に左にふらふらとしているではありませんか！？
その後も椅子に座ったり立ったり・・・。
だらしないな～と田舎の野球部の中学生だった私は思ったわけです。
“Ｆast Love“では、15歳にしてタバコの味をいってるぞ！！
ん？不良か？いや結構歳上の人と付き合ってんだな・・・。くらいにしか思っていなかったのですが、
周りも聞いているので、聞いていると段々と意味と声の良さが分かってすっかり好きになって
しまいました。
もう天才で才能の塊！！
人に想像させる歌詞、ストレートではないけれど誰もが想像出来る心のどこかにタッチする凄さ・・・。
なぜこの良さがすぐに分からないのか・・・（笑）
ちょっと話しがそれたのですが、瑛人さんの香水・・・。
まぁほとんどの人が知っているだろうと思いますけど
３年前に振られた元カノがいきなり電話してきて、いざ会ってみるとあの時の彼女がつけていた
香水がまだそのままでその匂いで色々な思い出が蘇る。
もう元カノに未練はないと自分に言い聞かせるも、やっぱり好き～って曲なんですけど・・・。
瑛人さん本人はこの歌詞がすべて自分の体験ではなく、色々なことを合わせて作られた曲だそうです。
凄いなぁ～と思ったのは
２番目の歌詞で
♪～どしたの いきなりさ タバコなんかくわえだして
悲しくないよ 悲しくないよ 君が変わっただけだから ～♪
という場面があるのですが、
♪どしたの いきなりさ⤵ぁ⤴
この いきなりさ の語尾のメロディが下がって上がっています。
この歌詞は２番なのですが、１番目のところではこのようなところはありませんでした。
あぁ、ここで元カノがタバコを加えて動揺していることを表しているんだな・・・。
どうしたの？ではなく、どしたの？と短いところも表現の一つなのでしょうか？
その後
♪タバコなんかくわえだして～
のところは平然と一定のメロディで冷静を保っています。
♪悲しくないよ 悲しくないよ
は２回言う事で自分の動揺を抑え込もうとしています。
しかも２回目の悲しくないよは１回目の悲しくないよにかぶせ気味できています。
ちょっとムキになっているのか、自分の気持ちを”合理化”しようとしているのか・・・。
そしてまた一定のメロディになります。
まぁ元カノが３年経たないうちに、いろんな人と出会ってタバコ覚えてちょっと悲しいのか
何とも言えない気持ちを表しているのでしょうが
音程や歌詞をかぶせるところで、動揺する気持ちを表現するのって凄いなぁって感じました。
まぁ、これも私が思っていることで本当にそういう意味があって作られているのかは
知るよしもないのですが、そうだとすれば音楽って本当に表現の幅があるし
瑛人さんはよく考えて曲を作っているんだなぁ～と思うとなんだか余計に好きになってきました。
まぁ内容のないことなんですけど、
誰か同じこと思っている人がいるのかなぁ～なんて思って書いてみました。
以上、瑛人さんの香水の話しでした～！！
