こんにちは!!
“はやと“です。
一度ヤマメの炭火焼きを食べてからその美味しさにびっくりしてハマッてしまいました。最初はあちこちの釣り堀で釣ってその場で食べていたのですが、そのうち持って帰って自分で炭を起こして焼くようになりました。
一概に焼くといっても意外に難しく焼き方によって味が全然違います。
焼き鳥なども同じで”焼く”という作業は非常に難しいのです。
特に炭火は火力が安定していないので均一に焼くのは難しいのですが、上手く焼けた時の美味しさは最高です。炭で焼くのが難しいからガスコンロで焼肉を提供しているところもあります。
焼肉はお客さんが自分で焼くのでいい肉でも上手く焼けないと蒸し焼きみたいになって美味しくないと思われてしまいますから・・・。結構有名な焼肉屋でもガスコンロで焼いているところは多いです。
話しはそれましたが、今回もヤマメを炭火で焼いていくのですが”本気”で焼いてみたいと思います。
本気ってなんやねん、って思う人でしょうがヤマメを本気で焼くということです。
動画もあるので良かったら見てみて下さい!!
・ヤマメを本気で焼くには
どうしたらもっとヤマメを上手く焼けるのか考えてみました。ヤマメ専門店ならその方法のヒントが隠されているのではないかと思い色々と探してみるとある一つの店が目にとまりました。
それは熊本の人吉にあった”やまめ庵”です。
熊本の球磨川は非常にきれいな川なのですが、そこで朝釣ったヤマメを出してくれる店です。店主はヤマメ釣りの天才と言われる人物です。
1日1組しかお客さんをいれないそうです。
ヤマメ料理なら右に出るものはいないというくらい凄い店らしいのです。
話しはそれましたが早速焼いていきます。
まず、ヤマメは2時間近く焼くということ。これはやまめ庵の焼き方らしいのですが川魚1匹を2時間も焼くみたいです。
燻製っぽくなるのが美味しいみたいです。
遠火の強火という矛盾したような難しい火加減となります。
2時間という時間を長く感じるかどうかは人それぞれ・・・。私の場合は食べることが好きなのでどういう風になるのか楽しみです。
では釣り堀で釣ってきたヤマメを早速調理していきます。
釣り堀で釣った時点で内蔵は取ってくれています。ヤマメの場合は鮎とは違って内蔵は取り出して食べます。
腹を開いて焼いているところが多いので、私も腹を開いて水で洗っておきます。
その後は水をふき取ります。
・串打ち
次に串打ちをします。串は竹で作られているものが多く今回は私も長い竹の菜箸をナイフで削って作りました。
ヤマメを美味しく食べるためだけに作った串です(笑)。
売っているものでも良いのですが、長さや太さがちょうどいいものが見つからず自作としました。こだわらなければネットでもいいものは売っています。
自分で作った串は洗って何度も使ってます!!
40cm~50cmくらいあるといいですね~。太さは細いと串がくるくると回ってしまうので平串である程度太いものが良いのではと考えました。
太いとヤマメの口から刺した時、魚の口が開くので頭を逆さまにして焼いた時に口から水分が出やすくなります。
水分を出してやらないと、蒸し焼きのようになってしまい味を損ねることがあるらしいので気をつける必要があります。
囲炉裏でも魚を焼くときは頭が下になってますもんね。昔の人はよく考えたものです。
ヤマメの滑りに苦戦しながらもなんとか串に打つことができました。軍手を使えばよかったですね。
・焼き作業
一番大事な焼き作業にはいっていきます!!
早速炭をいつもの火起こし器でやっていきます。
これは本当に放っておくだけでいいので便利です。キャプテンスタッグの火起こし器はもう2年以上使っていますが便利なので、炭火をする人にはオススメします。
焼いていくの時に思ったのが、意外に串を立てるのが難しい。木灰などに刺して焼ければ1番いいのですが囲炉裏を持っているわけではないので何とか立てて焼いていきます。
火加減も難しく、弱すぎるとほとんど焼けませんし強いとすぐに焦げます。
何度も炭を入れ替えたりしていいバランスで焼いていきます。この炭の美味しそうな匂いが食欲をそそります。
2時間も焼いたので大分日が暮れてきました。いい具合に茶色くなり水分はほとんど抜けています。
やっと焼きあがりました!!
実際に食べてみると水分はないのですが、ホクホクして骨も非常に柔らかくなっており美味しいです。これで焼酎とか飲んだら最高でしょう!!塩っ気もたまりません!!
いつも小食すぎて困っている私の子供も20cm以上あるヤマメをすぐに食べてしまいました。
いや~。これは大成功です。
渓流釣りで天然もいるか食べてみたいものです。
唐揚げやバターや唐揚げでも美味しいみたいなのでそれは次にとっておきましょう!
それまでに、木灰で串を立てて焼けるようにしたいものです。結構自作で鮎焼き器を作っている人もみかけますし。
とりあえず今回は2時間かけて本気でヤマメを焼いてみた話しでした~!!
皆さんも興味があれば是非やってみてください!!