経年変化・・・その文字の通り時間が経つにつれ物の変化が現れる様子のことなのですが私もここ数年これにハマりつつあります。
身の回りで分かりやすいのはジーパンでしょうか?色が変わっていきますね。ヴィンテージなどのマニアも沢山います。
今日は経年変化が好きになって気づいたことがあるのでそれを書いていこうと思います。
経年変化との出会い
私は元々経年変化とかには興味はなく、時間が経って古くなったものは捨てる感覚でした。また、物によっては汚いと思っていました。
私の住む家の近くにセルクトショップができました。そこを覗いたことから経年変化との出会いは始まりました。そこのオーナーは若い人なのですが、とてもこだわりがあり私に経年変化の素晴らしさを熱心に教えてくれました。
写真なども見せてくれて、ちょっと興味が湧いてきました。
経年変化と経年劣化は違う
どう違うのかと聞かれると私自身難しいですが…。革の財布で考えてみると分かりやすいと思います。経年変化は革の味がでてきて色が変わったりします。
もちろん、オイルなどの手入れもしますし汚れをとったりもします。経年劣化はそのままにしておいて革がガサガサになったりボロボロになるような状態です(あくまで経年変化の楽しみの為に説明しています)
UES
そこのオーナーはUESというブランドを熱く説明してくれました。なんでも糸の素材、縫い方、そして経年変化を見越した作りをしていると。
ウエスと聞くと、ボロの布切れをイメージしてしまいますが、このブランドの名前の由来もボロ布になるまで愛着をもって使って欲しいということから付けられたそうです。
私が始めて購入したのはキーケースでした。UESの経年変化の写真を見たときに、デニム生地で作られたキーケースの経年変化の格好良さに惹かれたからです。
出典:UES
また、キーケースは毎日使うものだから経年変化も早く分かりやすいのではないかとの考えもありました。
購入した時は、これからの経年変化にワクワクしていました。
一年半が経って
購入してから一年半が経ちました。角はかなりあたりがでてきました。全体的にも色は薄くなってきているように見えます。ジーパンと違って洗っていないので、色落ちが遅いように見えます。
↑全体的にも少し色落ち具合が見えますね!!
↑角は色落ちが進んでます
↑一回洗ってみたいですね~
なるべく、自然な変化を見たかったので洗っていませんでしたが、もうそろそろ一度洗ってみてもいいかなぁと考えています。
心の変化
以前は、キーケースはブランドのものを使ってきました。ブランドのものは買った時が一番かっこいいと思っていて、大事に使っても少しずつ劣化していき愛着もなくなっていました。
しかし、このUESのキーケースを使い出してからは、色落ちやアタリがだんだんと味に思えて愛着が湧いてきます。
わざと擦ったりしたくもなります笑。
物を大事にしたくもなりますし、リペアもしたくなります。その人の生活スタイルで変化の早さや色落ちの具合も変わってきて、世界に一つだけのものとなります。
このUESのキーケースも破れて本当にウエスになるまで使い込んで行こうと思います!また、変化を写真に撮るのも楽しいので記録にとっておこうと思います。
もし、経年変化を試してみたいのならUESのキーケースはおすすめです!
以上、経年変化の話でした〜。
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