マイホームを建てる時(一戸建て)の時に最初に探すのは”土地選び“・・・。
本当に土地は大切です。
家も建てた後、「あ~ここはこうすれば良かったな~」とか「ここはいらなかったな~」とか思ったりすることもありますが、それよりも・・・・。
絶対土地選びは大切です。
営業マンが「いい土地でましたよ~」とか言ってくるのですが、値段と場所だけちょっと見て現地を見に行って買うのは相当に危険です。
営業マンもいい土地ですよ~、とまぁいいますわね~。
そりゃ売りたいですから・・・。
個人的に土地を買う時にどんなことに気をつけばいいかを、ちょっと書いていきます。
営業マンの人でも家を買ってない人も多いですし、実際何も答えてくれないこともあります。
それを実際買った私が土地選びで注意することを書いていきます。
本音で書いていますので是非参考にしてみてください。
まず気になる土地があったら
★とにかく何度も足を運ぶこと…。
まぁこれは常識ですが、まず足を運ぶのは何故か考えてほしい…。
その土地の様々な情報を本気で掴むことが必要です。
まず、日当たり。
これはかなり大事…。すぐに行って判断してはいけません。
夏の昼過ぎにいけば、太陽は高いので「おお〜日当たりいいじゃん」なんて思いがちですが、少し日が傾くと前の家が邪魔をしてほとんど日が当たらないことなんかもあります。
そう…。日当たり一つとってもそうなのですが
土地は面積や立地は紙を見てわかりますが、それ以外の”外的要因”が見えないのです。
”外的要因”は本当に色々あります。
★近所付き合いはどうか?
これは1番大事かもしれません。いや、大事!!
特に隣人の家をよく観察してみましょう。庭にバーベキュー道具がある人はバーベキューをよくするのかもしれません。
もしかしたら、煙が自分の庭にもかなり来るかも知れません。気にしないのならいいのですが洗濯などで気になる人も少なからずいるでしょう。
また、庭は手入れしてあるか?家がまだ建っていない土地だからといって私物が置かれていないか?
私も様々土地を見てきましたが、結構物が置かれていたりします。
車のタイヤとか…。
営業の人に話すと「あぁ、これは言えばすぐどけてもらえると思いますよ〜」なんて簡単に言っていましたがどうでしょう。
快くどかしてもらえればいいですが、少し嫌な顔をされたりするかも知れません。
そこぐらいは営業の方がしてくれると思います。
しかし、家が建っていないとはいえその土地は人のものです。
そこに平気で物をおく隣人だと少し考えた方がいいとは思いませんか?
失礼ですが、営業の人は売りたい一心で言ってくるかも知れませんが、その土地に住むのはあなたです。
また、よく営業の人が良かったから買ったみたいな声はありますが私からすればありえません。
営業の人とずっと付き合っていくわけではありません。
特に大手の場合、次々と営業所を転々としますし離職率も高いそうです。
若い営業マンは家を建てたことがない人も多いですし、少しつっこんだ話をすると分からない人もいます。
営業マンの声も大事かも知れませんがまず、自分の目でよく見て考えてください。
よく見ると色々な情報から、なんとなく危険をキャッチできるようになります。
何度も行くとたまたま近所の人に出会すかもしれません。
中にはかなり優しい人もいて、私が最終候補まて絞った土地だったのですが近所にスポーツ施設があった為、音を気にしていました。
するとその人はわざわざ私達を家の中に入れてくださり、音の状況を確かめさせてくれたりしました。
結局、その土地は買わなかったのですがそういう親切な方もいます。
また、隣人だけでなくその周りを散歩してみましょう。
それは家を買うと自治会なるものがあるからです。
特に古い家だらけのところに新しい家がポツンと建つとかなりの確率で自分達が1番若い可能性があります。
それ自体は悪いことではありませんが、中には古くからいるから偉い、若いものが率先して地域の祭りや行事をするのが当たり前だみたいな人もいるみたいです。
私の地域は古くからの地主さんが半分、後は新しい人なのでそこまで困ったことはありません。
しかし、自治会の話し合いでは(特に総会)では地主さん同士で揉めて2時間くらいある時も…。
とにかく近所付き合いはめちゃくちゃ大事だし、生活していく上での余計なストレスをもらいたくないのでしっかりと観察しましょう。
★車の交通量などはどうか?
自分の家の前の車の交通量はどうでしょうか?
昼間は少なくても、夕方になると抜け道に使って交通量が多かったり、通学の自転車がバンバン通るかもしれません。
例えば少し大通り沿いの土地は、車の交通量が多くて自分の家に駐車するのも一苦労だという家もあります。
それに歩道が前にある場合は車道との縁石はどこに削られているか?(切り下げしてあるか)
縁石↓
出典:https://ameblo.jp/
一般家庭では1つの家につき約4mほど縁石の切り下げが出来ました(私の市の場合)が大通り沿いで歩道が狭いと駐車にかなり苦労します。
本当にこの縁石の切り下げ問題や電柱などの問題は後に揉めることがかなりあります。
実際、私も割安な土地を見て検討したのですが、縁石の問題で断念しました。
駐車は毎日必ず行うものですし、それに気を相当に使わなければならないのはもの凄くストレスがたまります。
また、車通りが多いところではなかなか駐車できずにずっと待っている光景もかなり見受けられます。
そういう土地を購入する場合はきちんと縁石や電柱の問題を解決できることを確認してから購入しましょう。
ホームメーカーの口約束だけでなく、実際に県などの土木事務所などの了承が得ることが必須です。
ホームメーカは出来る!といっても結局出来なかったりしてトラブルになるケースも多いみたいです。
私も土木事務所に掛け合いましたが、結局ダメだったので土地を諦めたこともあります。
近所付き合いと、車の交通量、駐車などは大きな問題となってくるので絶対に考えましょう!!
そこらへんを妥協するとどんなにいい家でも暮らしにくくなってしまいます。
★売れない土地は理由がある
土地をかなり見て思ったのが、複数の大手の会社にずっと載っている土地があります。
「お、かなりお買い得かも・・・」と思ってしまう土地もあります。
しかし自分がお買い得だと思う土地は周りの人も思っているはずです。
では、なぜ売れないのか?複数の大手の会社にも登録させているのに・・・。
それは売れない理由がどこかにあるからです。実際に見てみると分かります。
土地は住宅メーカの人が、その住宅を建てることを条件にいい土地をもってきてくれることもありますが、大手のページを調べただけの土地もあります。
私の過去に対応された営業マンなんかは「この土地は結構大きくて安いですよ~」なんて言っておきながら見ると敷延(旗竿)なんかを持ってきて、全く安くないなどもありました。
いい土地を探すには自分で動くことも必要かもしれません(条件付きなら住宅メーカーでもいい土地を個人的に持っている場合もある)
意外に小さいその街に根付いた地域密着の不動産なんかは、個別に土地を持っていたりします。
最後に・・・。
★最後は勢い
ここまで書いてきましたが、完璧な土地なんてほとんどありません。
値段だったり、広さや日当たりなど・・・。
どこかで少しは妥協しなければなりません。
即決はちょっとどうかと思いますが、最後はもう勢いです。
あなたがその土地を迷っているなら、他の人も迷っているということです。実際私が購入しようと思った土地は、少しばかり先に他の人が抑えていました。
しかし、審査などもあり私達にまわってくることになったのです。
しかも私達の後にも、購入を検討している人達が何組かいたらしいです。
少し判断が遅ければこの土地は買えなかったかもしれません。人気のエリアの土地はどんどん買われていきますから・・・。
なので最終的にはどこかで決断しなければなりません。
是非参考にしてみて下さい。
以上、マイホームの土地の話しでした~!!